Mac で最小化したウィンドウを元に戻す方法とショートカット
Mac で最小化したウィンドウを元に戻す 5 つの方法(Dock、「ウインドウ」メニュー、ショートカット)と、Cmd + Tab だけでは戻らない理由を解説します。
目次
最小化したウィンドウは、Dock の右側にあるサムネールをクリックするか、「ウインドウ」メニューから選ぶと元に戻ります。キーボードでは Cmd + Tab でアプリを選び、Cmd を押したまま ↓、もう一度 ↓ で最小化したウィンドウの列に移り、Return を押します。
5 つの方法の比較
| 方法 | 操作 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| Dock | サムネールをクリック | マウスやトラックパッドで操作するとき |
| 「ウインドウ」メニュー | 「ウインドウ」→ 目的のウィンドウ名 | 特定のウィンドウを戻すとき |
| Cmd + Tab → ↓ | アプリ Exposé で選ぶ | キーボードだけで操作するとき |
| Cmd + Tab → Option | Option を押したまま Cmd を離す | すべて最小化しているときに最速 |
| アプリ Exposé | Ctrl + ↓ で開いてクリック | すべてのウィンドウを見てから選ぶとき |
1. Dock でクリックする
最小化したウィンドウは、Dock の右側(ゴミ箱の隣)にサムネールとして表示されます。クリックすると元の位置に戻ります。
サムネールが見当たらない場合は、「システム設定」→「デスクトップとDock」で「ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう」がオンになっている可能性があります。このときウィンドウはアプリのアイコンにしまわれているので、アイコンを右クリック(または Ctrl キーを押しながらクリック)し、メニュー上部の一覧からウィンドウを選びます。アプリのウィンドウがすべて最小化されている場合は、アイコンをクリックするだけでも戻ります。
2. 「ウインドウ」メニューを使う
ほとんどのアプリでは、メニューバーの「ウインドウ」メニューの下部に開いているウィンドウが並び、最小化したウィンドウもそこに含まれます(名前の前にひし形の印が付きます)。名前を選ぶと元に戻ります。Safari や Finder のように同じアプリで複数のウィンドウを開いているときは、この方法が確実です。
3. Cmd + Tab のあと矢印キーを押す
マウスを使わずに戻す方法です。
Cmdを押したままTabを押し、アプリを選びます。Cmdを離さずに↓(または↑)を押すと、そのアプリのウィンドウがアプリ Exposé で一覧表示されます。ここでCmdを離しても構いません。- もう一度
↓を押し、下段に並んだ最小化したウィンドウに移ります。 ←→でウィンドウを選び、Returnを押します。
見落としやすいのは 3 の手順です。1 回目の ↓ はアプリ Exposé を開くだけで、2 回目で最小化したウィンドウに移ります。キー操作は少し増えますが、ほかのウィンドウが開いていても使えます。
4. Cmd + Tab のあと Option を押す
Cmdを押したままTabを押し、アプリを選びます。Optionを押したままにします。- 先に
Cmdを離し、そのあとOptionを離します。
アプリが前面に来て、最後に最小化したウィンドウが戻ります。順番が大切です。Option を押す前に Cmd を離すと、アプリが切り替わるだけでウィンドウは Dock に残ります。
いちばん早い方法ですが、確実に動くのはアプリのウィンドウがすべて最小化されているときです。ほかのウィンドウが開いている場合は、2 か 3 の方法で目的のウィンドウを選びます。ウィンドウが 1 つもない場合は、多くのアプリで新しい空のウィンドウが開きます。この操作は Apple のドキュメントには載っていません。
5. Ctrl + ↓ でアプリ Exposé を開く
アプリが前面にある状態で Ctrl + ↓ を押すと、そのアプリのウィンドウがすべて表示され、最小化したウィンドウは下段に並びます。クリックすると元に戻ります。トラックパッドでは、3 本指または 4 本指で下にスワイプしても同じ画面が開きます(トラックパッドの設定によります)。
Mission Control(Ctrl + ↑)には最小化したウィンドウは表示されません。最小化したウィンドウを探すときはアプリ Exposé を使います。
Cmd + Tab でウィンドウが戻らない理由
Cmd + Tab はアプリを切り替える操作で、ウィンドウは切り替えません。ウィンドウをすべて最小化したアプリに切り替えても、メニューバーがそのアプリに変わるだけで、ウィンドウは Dock に残ります。何も起きていないように見えるのはこのためです。原因と対処法はこちらの記事で詳しく説明しています。
AltTab などのサードパーティ製スイッチャーでも最小化したウィンドウを表示できます。ただし標準の切り替え画面を置き換えるもので、「アクセシビリティ」の許可が必要です(AltTab でサムネールを表示するには「画面収録」も必要です)。標準の Cmd + Tab をそのまま使いたい人向けに、筆者は Command Reopen を開発しました。アプリに切り替えると最小化したウィンドウを自動で戻し、ウィンドウが 1 つもない場合は新しいウィンドウを開きます。「アクセシビリティ」や「画面収録」の許可は必要ありません。Mac App Store で配信しており、14 日間無料で試せます。
最小化と非表示の違い
キーボード中心で操作するなら、最小化より非表示のほうが使いやすいこともあります。
最小化(Cmd + M) | 非表示(Cmd + H) | |
|---|---|---|
| 対象 | 1 つのウィンドウ | アプリのすべてのウィンドウ |
| 行き先 | Dock のサムネール | 見えなくなる(サムネールなし) |
| Cmd + Tab で戻るか | 戻らない(上の方法が必要) | 自動で戻る |
アプリごと片付けたいときは非表示、1 つのウィンドウだけよけておきたいときは最小化が向いています。
ウィンドウ操作のショートカット
| 操作 | ショートカット |
|---|---|
| 最前面のウィンドウを最小化 | Cmd + M |
| アプリのウィンドウをすべて最小化 | Option + Cmd + M |
| アプリを非表示 / ほかのアプリを非表示 | Cmd + H / Option + Cmd + H |
| アプリを切り替え(次 / 前) | Cmd + Tab / Shift + Cmd + Tab |
| 同じアプリのウィンドウを切り替え | Cmd + ` (最小化したウィンドウは対象外) |
| 最前面のアプリのウィンドウをすべて表示 | Ctrl + ↓ |
| Mission Control | Ctrl + ↑ |
| ウィンドウを画面いっぱいに / 中央に(macOS 15 以降) | Fn + Ctrl + F / Fn + Ctrl + C |
| フルスクリーンの開始・終了 | Ctrl + Cmd + F |
ショートカットの全一覧は Apple の「Mac のキーボードショートカット」で確認できます。
よくある質問
最小化を元に戻すショートカットはありますか?
最小化の Cmd + M に対応する、元に戻す専用のショートカットはありません。近いのは Cmd + Tab のあとに ↓ か Option を押す方法(上の 3 と 4)です。
最小化したウィンドウが見つかりません。
まず Dock の右側を確認してください。そこにない場合は、アプリの Dock アイコンにしまわれている可能性があります(「ウインドウをアプリケーションアイコンにしまう」の設定)。ほとんどのアプリでは「ウインドウ」メニューにも表示されます。
アプリの最小化したウィンドウをまとめて戻せますか?
できます。Option を押しながら、Dock にあるそのアプリの最小化したウィンドウを 1 つクリックすると、すべてまとめて戻ります。
マウスを使わずに Dock を操作できますか?
できます。Ctrl + F3(キーボードによっては Fn + Ctrl + F3)でフォーカスを Dock に移し、矢印キーで最小化したウィンドウを選んで Return か Space を押します。
Command Reopen · Mac App Store
Cmd+Tab でウィンドウが戻るように
- アプリの切り替えで最小化したウィンドウを戻す
- ウィンドウがないアプリでは新しいウィンドウを開く
- 「アクセシビリティ」「画面収録」の許可は不要
14日間の無料トライアル · $9.99買い切り